双翼の独奏歌 パート分け 歌詞

神崎蘭子 二宮飛鳥

 

目醒めた運命が廻る

孤独な絶唱(こえ)は響きあう

音樂(ミュズィカ)──夢幻(ユメ)に至る言霊(ことば)

今放つ、"双翼の独奏歌"

 

闇夜を彩る華装(ペタル)の色は

揺れ惑い乍ら…嗚呼

惹かれ合う

 

閃光(かがやき)の中で キミは共犯者

ほら、理解るだろう?

──其処に在る未知の"魂の共鳴"(レゾナンス)

 

雫飾(ラルム)で煌めく

楽園(エデン)の理想(イデア)に

導かれ交錯(クロス)する

二つの物語(クロニクル)

 

目醒めた運命が廻る

高潔(けだか)き詠唱(こえ)は響きあう

音樂(ミュズィカ)

嗚呼、裁きさえ超越(こ)えて

奏であう闇の饗宴(ファンタジア)

 

楽園へ至る禁忌を識った時、

僕らは偶像世界を往く、咎人となった。

 

嗚呼…

薔薇な堕天使は永久の焔に十二の翼を灼かれる

 

だけど

 

独り奏でし歌のもと

双つの運命は邂逅し

歯車は廻りだす

 

漆黒のこの片翼が

白銀のこの片翼が

終焉を渡る"誓いの翼"となる

 

"双翼の独奏歌"

 

傷も、痛みも、悲しみも

ボクらの絶唱(こえ)を縛れない

 

魂(アニマ)──静寂の地平(テラム)に降臨(お)りる

"双翼の華"

 

闇よ!我が祈望(いのり)よ、穿て!

果て無き歓声(こえ)のその先へ

栄光(グロリア)──夢幻(ゆめ)に至る翼

今放つ、崇高(たけ)き聖譚(オラトリア)